BizRobo!Campus!!第2回~繰り返し編~に参加しました!
こんにちは!
RPA新人開発者ブログ担当の戸波です。
先日、RPAテクノロジーズ株式会社様開催のBizRobo!初心者向けセミナー、「BizRobo! CAMPUS!!」の繰り返し編に参加しました。
そこで今回は、BizRobo! CAMPUS!!に参加した感想についてお話しします。
BizRobo! CAMPUS!!のアジェンダ
BizRobo!CAMPUS!!は、参加者を「”確実に”業務を効率化できる開発者へ」というコンセプトのもと、特に初心者のロボット開発者向けに開催されています。
その目標を達成するために、セミナーでは以下のことを行いました。
- 30分程度の講義で、開発のための知識をインプットする
- グループワーク形式で演習問題の解答と参加者間の交流を行い、知識や情報のアウトプットを行う
- グループワークの問題の答え合わせ・質疑応答で、わからなかった部分を確認する
以下のようなアジェンダでBizRobo! CAMPUS!!の講義は進んでいきました。
(出典:RPA テクノロジーズ社 BizRobo! CAMPUS!!のスライド)
私は、BizRobo! Gymなどで一通り繰り返し編の学習を経た後であったため、繰り返しの知識を適切に使うことができることを演習問題で確認したいと思い、参加していました。
そのため、演習問題やつまずいたポイント・BizRobo! CAMPUS!!に参加した感想を中心にお話しします。
今回取り組んだ演習課題
1. 今回取り組んだ課題
今回は、3つの課題から1つを選択し、グループワーク形式で取り組むことになっていました。
私のグループが選択した課題は、以下のようなものでした。
(出典:RPA テクノロジーズ社 BizRobo! CAMPUS!!のスライド)
ヒントとして出ているタグパス繰り返しを使い、ページ内に表示されている企業名をすべて取得する、という問題です。
つまり、以下のように「あ」で始まる企業名から、「わ」で始まる企業名までをすべて取得します。
3. ロボット作成時につまずいたポイント
ポイントは、タグパス繰り返しです。
タグパス繰り返しでは、見つかったタグ内に含まれる任意のタグを繰り返します。
ファインダーには繰り返す対象までのタグを、アクションにはファインダー内で繰り返したい項目を含むタグを指定する必要があります。
つまり、今回の課題では、ファインダーにページ全体を範囲として設定し、アクションには企業名を設定する必要があります。
今回は、繰り返す対象として、企業名を示している「dt」というタグをアクションに指定し、繰り返す必要があります。
しかし、タグパス繰り返しステップを作成しようとdtタグを右クリックしても、「タグパス繰り返し」というメニューは現れません。
dtタグがアクションに指定されるところまではわかりますが、なぜタグパス繰り返しができないのかがわからず、私たちのグループはつまずいてしまっていました。
classという属性を含んでいないと、タグパス繰り返し(クラス付きタグ繰り返し)は右クリックメニューでは表示されないのです。
例えば、以下のようにclassが含まれた緑のタグを右クリックすると、タグパス繰り返しのステップを右クリックメニューから作成できます。
今回の課題では、「dt」タグにclass属性がついていないため、右クリックしてからタグパス繰り返しを使用することはできません。
「dt」タグにおいてタグパス繰り返しを利用するためには、自分でタグパス繰り返しステップを作成し、ファインダーとアクションを自分で調整する必要がありました。
ファインダーには「*」を指定し、ページ全体を範囲とします。
アクションには、タグパス欄に「dt」を指定します。
4. グループワークを終えての感想
今回のグループワークは、個人で解き進めたものをグループで共有するという形式ではなく、誰かの画面上のロボットにグループメンバーの意見を反映しながら、課題のロボットを作っていく、という方式で行いました。
私と同じグループの方々は、BizRobo!を初めて1年も経たない方が多かったと思います。
2,3ヶ月前に使い始めたばかりという方もいらっしゃったため、今年4月頃からBizRobo!の業務を担当している私が、グループ内では最も長くBizRobo!経験がある、という状態でした。
全員で試行錯誤しながら取り組んだものの、うまくグループの意見をまとめきることができず時間内に終わりきることができませんでした。
途中で課題を変更するなどすればよかったのかもしれませんが…
しかし、自分一人でBizRobo!のロボット開発に取り組んでいては行き当たらないような、考え方や間違え方を知ることができたことは大きな収穫でした。
セミナーに参加して感じたこと
先にお話しした通り私は、演習問題を通して自分が身に着けてきた知識を使えるかを確認したいと思い、セミナーに参加していました。
しかし、実際はわかっている『つもり』になっていて、知識を適切にロボット開発の中で使うことができていないことに気が付きました。
いざ課題を解いていくときに、知識を活かしてすらすらとロボットを作れるようになることで、初めて「わかっている」という状態になるのだと痛感しました。
BizRobo!を触り始めて日が浅い方だけではなく、一通り学習してきたけれどもっと場数を踏んで、ステップの使い方を完璧にしたい!という方にもぴったりのセミナーだと思いました。
これからも継続して参加したいと思います。
また、12/1(水)にBizRobo! CAMPUS!!の第3回、エクスプレッションとコンバータ編が開催されました。
そちらにも参加しましたので、また感想等をブログにまとめたいと考えております。
ぜひお読みいただけますと幸いです。
今回も、お読みいただきありがとうございました!